発光ダイオード（ＬＥＤ）最大手、晶元光電（エピスター）が７日発表した４月の売上高は前月比５％増、前年同月比30％増の25億1,000万台湾元（約85億円）と初めて25億元を突破し、２カ月連続で過去最高を更新した。８日付経済日報などが報じた。
エピスターの広報担当は、現在需要が旺盛で、好調な出荷状況が続けば５月も増収が期待できると語った。また、同社の第１四半期の設備稼働率は平均80％だったが、第２四半期中にフル稼働となる見通しだ。照明向けの需要が根強い他、テレビ用バックライト向けも受注見通しが第３四半期まで立っている。
なお、その他ＬＥＤ関連メーカー３社も４月は軒並み前月比増収となった。内訳は▽隆達電子（レクスター・エレクトロニクス）、11億7,600万元（前月比4.8％増・前年同月比５％減）▽東貝光電科技（ユニティ・オプト・テクノロジー）、８億元（前月比6.3％増・前年同月比14.8％増）▽雷笛克光学（ＬＥＤリンク・オプティクス）、１億2,200万元（前月比8.8％増・前年同月比23.8％増）──。 ユニティは過去18カ月で最高、ＬＥＤリンクは２カ月連続で過去最高を更新した。
