ニュース 社会 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050216
李登輝元総統は8日、東呉大学で講演を行い、中国は海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)や貿易協定で台湾をのみ込もうとしているとして、懸念を表明した。9日付自由時報が伝えた。
李元総統は立ったまま1時間半演説しても疲れを見せず、学生からの質問にじっくり回答し、時間延長を申し出るほどだった(8日=中央社)
李元総統は「中国の最大の問題点は、思想がなく、自由がなく、宗教がないことだ。それらを改めなければ、中国が民主化して正常な国家になるまでにはまだ時間はかかる」と述べた。
その上で、李元総統は「ECFA、サービス貿易協定、物品貿易協定が全て通れば、中国は軍隊を使わずに台湾をのみこむことができる。私が総統ならば絶対にこんなことはしない」と馬英九政権を批判した。
李元総統はまた、最近の学生運動について、「指導能力をいかに高めるか若い学生と経験を共有することで、若者が台湾を理想的な民主社会に向かわせることができると期待している」と述べた。
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