ニュース 公益 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050222
台湾電力(TPC)第4原子力発電所(新北市貢寮区)の建設凍結が発表されて以降も、安全検査の名目で工事検査が進められている1号機で今月5日午後、タービン建屋の海水パイプから海水が溢れていたことが分かった。9日付自由時報が伝えた。
行政院原子能(原子力)委員会(原能会)核エネルギー管制処の李綺思副処長は事実関係を認めた上で、浸水というほど重大なトラブルではなかったと説明した。
トラブルは1号機のモーター起動試験を実施するため、循環海水ポンプを作動させようとした際、海水パイプの空気逃がし弁から海水が漏れたものだった。
環境保護団体「緑色公民行動聯盟」の頼偉傑理事長は「建屋に水が溢れたのは初めてのことではない。原能会の説明は深刻な問題ではないように聞こえるが、情報が不透明な状況で、世間は安心できない」と懸念を示した。
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