ニュース 金融 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050223
人民元相場の変動に伴い、ターゲット・リデンプション・フォワード(TRF)と呼ばれる金融派生商品(デリバティブ)で損失を受ける個人投資家が相次いだことを受け、金融監督管理委員会(金管会)銀行局は8日、銀行がTRFの販売を続けているかどうか電話で確認を行い、販売を継続している場合には、その理由について説明を求めた。これを受け、銀行業界はTRFの販売を事実上中断した。9日付工商時報が伝えた。
金管会は「銀行がリスクヘッジ目的以外のTRFの販売を慎重に行うよう、注意を呼び掛けただけだ」としているが、業界への販売中止圧力となった格好だ。
金管会は先ごろ、永豊商業銀行(バンク・シノパック)にTRFの販売を1年間禁止する処分を下した他、別の銀行3行も1~2週間以内に処分を受ける見通しだ。
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