ニュース その他分野 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050224
張家祝経済部長は8日立法院経済委員会で、中台物品貿易協定の交渉会合が中国の「準備不足」を理由に初めて延期されたことを認めた。張部長は、中国は検討作業に時間がかかると説明しており、「サービス貿易協定の関係で」とは言っていないと指摘したものの、関係者は皆、多少の影響はあると考えている。9日付工商時報などが報じた。
張部長(左)。関係者は、中台物品貿易協定の交渉は続くがスピードは上がらないと述べた(8日=中央社)
張部長は、半月や1カ月遅れるのは正常だが、もし今後も延期が続けば異例の事態だと述べた。年内の交渉妥結は不可能と示唆したようだ。また、中国に工作機械、石油化学、液晶パネル、自動車の関税を引き下げてもらいたいが、中国は譲歩する気がないと話した。
経済部の関係者は、年内の妥結は非常に困難で、中国と韓国の自由貿易協定(FTA)交渉が加速する中、台湾企業のプレッシャーが高まると述べた。また、主文は比較的単純でほぼ完成しているが、関税引き下げ品目や原産地規則は協議が必要だと指摘した。
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