ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050225
書店大手の誠品集団(eslite)が台北市西門町に開設しているショッピングモール「誠品武昌店」に入居する化粧品ブランド「M·A·C」のショップで消費期限を過ぎた試供品が提供されていることが李彦秀・台北市議(国民党)の告発によって発覚した。店側は「一時的な点検ミス」と釈明し、消費者に謝罪した。9日付蘋果日報が報じた。
市民からの通報を受けた李市議が8日、同市衛生局員を伴って同ショップで調べたところによると、期限が切れていた試供品はアイシャドウ、リップライナー、コンシーラーなど8品目にわたり、一部のパウダーファンデーションでは、期限が1年以上過ぎていた。これを受けて衛生局はショップに対し、ただちに問題の試供品を撤去するよう要求した。
なお衛生局食品薬物管理処の邱秀儀処長は、「化粧品管理条例に規定や罰則はないが、消費者の健康に影響を及ぼす恐れがある場合は消費者保護法に基づき、直ちに試供品の撤去を要求することができ、改善が見られなければ6万〜150万台湾元(約20万〜500万円)の罰金を科すことが可能」と説明した。
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