ニュース その他製造 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050227
裕隆汽車(ユーロン・モーター)傘下の台元紡織は、ベトナム北部、ハナム省にあるドンバン2工業団地に1億5,000万米ドルを投じてハイテク紡織工場を建設すると発表した。工場は24ヘクタールで、原料の糸やデニム生地などを生産する。今年8月着工、来年8月の稼働予定だ。500人の雇用創出を見込む。同社のベトナム進出は初めてだ。9日付経済日報が報じた。
台元紡織は、ベトナムの環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加による米国輸出品へのゼロ関税適用、およびベトナムの内需市場の拡大を好感して投資を決定したとみられる。
アパレルメーカーがTPPによるゼロ関税待遇を受けるためには、TPP加盟国で作られた布地を使用する必要があるため、現地に進出するアパレルメーカーからの受注も期待される。
ベトナムへは南緯実業(テックスレイ・インダストリアル)、興采実業(シングテックス・インダストリアル)、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)、儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)などが進出や工場拡張を行っており、投資額は過去2年間で100億台湾元(約340億円)以上に上るとみられる。
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