ニュース 電子 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050229
ノートパソコン業界関係者によると、中国の放熱製品メーカーが台頭しており、受託生産の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)や和碩聯合科技(ペガトロン)が既に採用している。コネクター、ケーブル、タッチパネルも中国メーカーが低価格で勢力を拡大しており、台湾メーカーが生き残れるかは今後2~3年が鍵となりそうだ。9日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、古河電機工業は中国メーカーに50%以上を、奇鋐科技(AVC)傘下の慶業電子(上海)は30%を生産委託しており、中国メーカーが力を付ける結果を招いている。超衆科技(CCI)、双鴻科技(オーラス・テクノロジー)も中国メーカーと接触中だ。
また聯想集団(レノボ)が、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)合弁の聯宝(合肥)電子科技(安徽省合肥市)での組み立てを拡大し、台湾受託生産メーカーへの発注が縮小していることも影響している。
台湾の部品メーカーが生き残るにはノートPC市場だけでは限界があり、スマートフォンやタブレット型PC、サーバー市場への参入が不可欠な状況だ。
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