ニュース 電子 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050233
IC設計の原相科技(ピックスアート・イメージング)は、心拍数測定センサーでウエアラブルデバイス(装着型端末)市場への参入を果たす。同社は8日、顧客や製品については明かせないが、心拍数測定センサーが顧客の設計に採用され、テストの結果も良く、年内に量産、出荷する見込みだと説明した。9日付工商時報などが報じた。
証券会社は、出荷時期から見て、アップルが下半期に発売するとされる腕時計型端末の「iWatch(アイウオッチ)」ではないとの見方を示した。
同社はまた、長年オールインワン(モニター一体型、AIO)パソコンで提携している広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と、光学式タッチセンサーICの新製品を共同開発しているとの観測が浮上している。光学式タッチパネル搭載オールインワンPCは少なく、需要は年間200万~300万台。ライバルのネクストウィンドウが今年撤退したことから、ピックスアートは独占的に供給できる。
なお、同社の第1四半期連結売上高は11億9,800万台湾元(約40億円)で前期比0.1%減、前年同期比31.6%増。純利益は9,200万元で前期比25%増だった。
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