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ペガトロン営業利益率2.3%、分社以降で最高【表】


ニュース 電子 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050235

ペガトロン営業利益率2.3%、分社以降で最高【表】

 和碩聯合科技(ペガトロン)が8日発表した第1四半期の営業利益率は2.3%で、2008年に華碩電脳(ASUS)から分社して以来で最高となった。生産効率を高め収益体質が向上してきた格好だが、程建中執行長は「合格点にすぎない」と謙虚な見方を示した。連結売上高は2,187億3,700万台湾元(約7,400億円)で前期比17.8%減、前年同期比0.5%増、純利益は27億3,200万元で前期比19.1%減、前年同期比18.5%増だった。9日付聯合報などが報じた。

 売上高構成比は、▽通信機器、38%▽ノートパソコン、31%▽コンシューマー電子製品、20%▽その他、11%──。

 程建中執行長は上半期は電子製品の非需要期だと説明。第2四半期はノートPC出荷台数が前期比0〜5%増える一方、マザーボード、デスクトップPCは同15~20%減少する見通しのため、非通信機器の売上高は同5〜10%減少すると予測した。全体としても、製品入れ替え時期に当たり売上高は通年で最低との見方を示した。

 ただ証券会社は、第3四半期に発売予定とされるアップルの「iPhone6」の一部生産をペガトロンが受注しているため、第3四半期以降は業績が爆発的に伸び、通年売上高は再び1兆元を回復するとみている。