ニュース 電子 作成日:2014年5月9日_記事番号:T00050236
ファウンドリー業界では最近、米グローバルファウンドリーズ(GF)や聯華電子(UMC)が28ナノメートル製造プロセスで相次いで受注を獲得していると伝えられているが、業界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)では同プロセス製品の供給不足が依然解消されておらず、納期が16週以上に延びているもようだ。9日付電子時報がIC設計大手業者からの情報を基に報じた。
同IC設計業者によると、TSMCの生産能力逼迫(ひっぱく)を受けて顧客は他のメーカーへの委託を迫られているが、GFやUMCは良品率や生産効率で劣るため、大多数がTSMCへの発注を選択しているという。
現在、TSMCは28ナノ以下の先進プロセスにおいて、クアルコム、ブロードコム、聯発科技(メディアテック)など10大IC設計業者を顧客とする他、STマイクロエレクトロニクス、インフィニオン・テクノロジーズ、ルネサスエレクトロニクス、テキサス・インスツルメンツ(TI)といったIDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)も一部生産を同社に委託。さらにサムスン電子やアップルもTSMCに設計、生産を発注している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722