ニュース 公益 作成日:2014年5月12日_記事番号:T00050248
夏季電気料金の適用期間(6月1日~9月30日まで)が迫る中、12日付蘋果日報は、1世帯当たり平均の月間電力使用量を397キロワット時(kWh)とすると、1カ月の電気料金は124台湾元(約420円)増加することになるとの試算を示した。なお、使用量が120kWh以下の場合は割増料金が適用されないが、市民からは「条件が厳しすぎる」と不満の声が上がっている。12日付蘋果日報が報じた。
台湾電力(TPC)は2012年、経営改善を目的とした電力料金適正化プランを発表。同年6月に第1段階の値上げを行った後、同年12月10日に予定していた第2段階の値上げは昨年10月1日からに延期された。そのため、今夏が第2段階値上げ後初めての夏季料金適用となる。
TPCの夏季料金制度では、月間電力使用量が121〜330kWhの場合は1kWh当たりの電気料金が現在の2.68元から3.02元に、使用量が331〜500kWhの場合は3.61元から4.39元に引き上げられる。同社統計によると、現在一般家庭の3分の2の月間電力使用量が330kWhを下回っている。
またTPCは節電意識の向上に向け、夏季の電力使用量が前年を下回った場合、節電分に応じて0.5〜2割の割引を適用する制度を実施している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722