ニュース 金融 作成日:2014年5月12日_記事番号:T00050250
台湾楽天市場は9日、クレジットカード、楽天カードの台湾導入を発表した。楽天カードが台湾法人「台湾楽天信用卡」を設立し、今秋のサービス開始を見込む。会員獲得に向けて「年間費無料」「ポイント1%還元」などをアピールするとみられる。10日付蘋果日報が報じた。
楽天カードは「楽天スーパーポイント」により、楽天のサービス利用と回遊性を促進する「楽天経済圏」が形成され、台湾におけるブランド認知も向上していると指摘した(9日=中央社)
江尻裕一・台湾楽天董事長は、「クレジットカードの発行によって、ネットショッピング、会員ID、ポイントを統合し、出店企業と消費者にオンラインと実体店舗を結ぶシームレスかつ全方向的なサービスを提供したい」と抱負を語った。台湾楽天の会員数は200万人で、年齢層は25〜35歳が最も多い。
台湾でクレジットカード会社の設立が認可されたのは12年ぶり。日系クレジットカードとしてはJCBが先行しており、発行枚数は210万枚に上る。このほか銀行を母体としない独立系のクレジットカードは、▽アメリカン・エキスプレス▽ダイナーズクラブ▽イオン──の3種類が発行されており、アメリカン・エキスプレスとイオンが発行枚数約14万〜16万枚でしのぎを削っている。
台湾楽天信用卡は資本金3億台湾元(約10億1,000万円)で、約30人の雇用を予定している。
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