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第5ナフサプラント移転推進、蕭万長候補が主張


ニュース 石油・化学 作成日:2008年1月16日_記事番号:T00005026

第5ナフサプラント移転推進、蕭万長候補が主張

 
 経済部長在任中に台湾中油の第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)を2015年までに移転することを打ち出した国民党の副総統候補、蕭万長氏は15日、経済部と台湾中油は同プラントの移転を積極的に推進すべきだと主張した。16日付工商時報が伝えた。

 第5ナフサプラントをめぐっては、高雄市小港区の南星埋立地に移転する計画が破たんの危機を迎えている。蕭候補は、「高雄製油所と付近の石油化学プラントは建設から30年以上が経過しており、配管や設備の基準も現在とは異なるため、新たな建設地を模索すべきだ。海岸地区が候補になる」との認識を示した。その上で、「現在のプラント所在地は高速鉄道左営駅や都心部に近く、好ましくない」と述べた。

 ただ、蕭候補と馬英九総統候補の両氏は、移転候補地の南星埋立地を「生態公園」とする政見を明らかにしており、代替移転先に関しては具体的に言及していない。