ニュース 公益 作成日:2014年5月13日_記事番号:T00050278
台湾電力(TPC)は12日、立法院での答弁で、第4原子力発電所(新北市貢寮区)1号機で今年3月に行った原子炉格納容器の漏えい率試験で、数値が国際基準を上回った事実を認めた上で、漏えい個所として、溶接個所、パイプ、バルブなどが考えられ、検査に3〜6カ月を要するとの見通しを明らかにした。13日付中国時報が伝えた。
第4原発1号機の原子炉格納容器の漏えいに対する不安から、陳布燦TPC副総経理をメディアが取り囲み、一時騒然となった(12日=中央社)
経済部はTPCに対し、6月末までに第4原発の安全検査を完了するよう求めているが、期限までに検査が完了するのは困難な状況となった。
TPCの説明によると、格納容器内を半分加圧した状況で漏えい率が1日当たり0.33%に達し、これ以上加圧すれば、国際基準(0.375%)を超えると判断したため、漏えい率検査はいったん中断された。今後は漏えい個所を特定し、補修を行った上で、国際基準を満たすまで試験が繰り返される。
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