ニュース 運輸 作成日:2014年5月13日_記事番号:T00050280
台湾高速鉄路(高鉄)の財務危機をめぐり、范志強董事長は12日、立法院交通委員会に出席し、減資後増資の実施と事業権の延長を軸に早ければ6月にも解決策を提出する考えを明らかにした。13日付工商時報が伝えた。
高鉄は2013年末で累積赤字が521億台湾元(約1,800億円)に達し、このままでは破産しかねない状況となっている。
これについて葉匡時交通部長は、「もし事業権の延長を認めなければ、誰も増資を引き受けないと思われ、高鉄は破産を待つしかなくなる」との現状認識を示した上で、「高鉄には先に方向性を示すように求めており、その後関係機関で検討を行い、減資と増資の規模、政府側の出資拡大など3カ月以内に(政府側の)方策を示すことになる」と述べた。
立法院交通委も高鉄に3カ月以内に解決策の提出を求める臨時動議を可決した。
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