ニュース 金融 作成日:2014年5月13日_記事番号:T00050283
人民元相場の変動に伴い、ターゲット・リデンプション・フォワード(TRF)と呼ばれる金融派生商品(デリバティブ)による損失問題が浮上していることに関連し、金融監督管理委員会(金管会)は12日、銀行業界全体で約1,500億台湾元(約5,000億円)規模の人民元TRFが企業約5,000社に販売されたとする集計を明らかにした。13日付経済日報が伝えた。
うち上場企業(店頭公開も含む)による投資は583億元、非上場企業は1,000億元。上場企業による未計上の含み損は19億元だった。
金管会の曽銘宗主任委員は「金額は昨年の上場企業の利益から見れば非常に低い割合で、上場企業の決算に大きな影響を与えることはない」と指摘。また、TRFへのエクスポージャーが他の国・地域と比べ多いとも言えないとした。
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