ニュース その他製造 作成日:2014年5月13日_記事番号:T00050288
13日付電子時報によると、このところ太陽電池モジュールの生産能力拡充を積極的に進めていると伝えられる昱晶能源(ジンテック・エナジー)が、新たにモジュール生産の新会社を立ち上げ、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)傘下の知光能源(アポロ・ソーラーエナジー、ACEC)を統合して台湾最大のモジュールメーカーとすることを計画しているもようだ。一方、緑能はジンテックが出資するシリコンウエハーメーカー、昱成光能(ユーテック・ソーラー)を買収し、同分野最大手の地位を強固にしたい考えで、現在双方が緊密な交渉を進めていると観測されている。
業界関係者によると、台湾の太陽電池メーカーは、日本メーカーからの生産受託構造に変動が生じたことから相次いで川下のモジュール生産に参入しているという。こうした中、ジンテックは早くから知光能源の買収に意欲を示していたが、これまで緑能との交渉は決裂したと伝えられていた。
しかし最近、両社の行き来が頻繁になっており、買収交渉が再び動き出したとの見方が出ている。ただ、双方とも観測についてはコメントを控えている。
なおジンテックは今年、モジュールの生産能力拡充目標を2億5,000万ワット(W)としており、知光能源の現在の生産能力は1億2,000万Wとなっている。
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