ニュース 電子 作成日:2014年5月13日_記事番号:T00050294
ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が12日発表した4月連結売上高は前月比2.5%減、前年同月比18.2%増の725億8,600万台湾元(約2,450億円)だった。同社はノートPC製品の新旧プラットフォーム入れ替え時期に当たったとことが原因と説明した。同社は同業が軒並み10%以上の減収に見舞われる中、小幅減にとどまった。ノートPCの出荷台数は前月比8%減の330万台だった。13日付工商時報などが報じた。
工商時報は、ノートPC業界では4月、部品メーカーが新製品向け受注で好調だった一方、PCブランドと受託生産メーカーはリードタイムが短縮され、出荷した新製品の売上高が反映されておらず、前月比で減収となったと指摘した。
同社の梁次震副董事長は以前、第2四半期の受注は予想以上で、第1四半期を上回ると述べており、5、6月は売上高の回復が見込まれている。
なお同社はきょう13日に第1四半期の業績説明会を行う。証券会社は、人民元安の進行で為替差損が出ているとして、1株当り利益(EPS)は1.2元にとどまると予測している。
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