ニュース 電子 作成日:2014年5月13日_記事番号:T00050296
宏碁(エイサー)が12日発表した4月連結売上高は192億5,300万台湾元(約650億円)で前月比37.5%減、前年同月比25.3%減の大幅減収に見舞われた。新旧製品の入れ替え時期に当たったことが響いた。200億元を割るのは、162億元(非連結)だった2007年4月以来。13日付工商時報などが報じた。
黄鐘鋒・台湾区営運総部総經理は今後の見通しについて、新製品を相次いで投入していることから、5、6月は増収が見込めると説明した。第3四半期の売上高も前期比1割以上成長し、上半期と下半期の割合は4対6になると語った。
市場調査会社IDCによると、エイサーの第1四半期の台湾ノートPC市場シェアは21%(2位)と首位の華碩電脳(ASUS)に20ポイントの差を付けられている。これについて 黄・台湾区営運総部総經理は、1カ月後にはシェアを大幅に伸ばし逆転する勢いだと自信を見せた。
また、4月末にニューヨークで発表した低価格のタブレット型パソコン、「Iconia(アイコニア) One7」と「Iconia Tab7」を台湾で6月に発売する予定だと明らかにした。台湾タブレット市場は高い成長が見込めるため、新製品を続々と投入すると述べ、今年はPCを上回る成長が期待できるとの見通しを示した。
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