ニュース 電子 作成日:2014年5月13日_記事番号:T00050298
ディスクリート半導体(個別半導体)大手の敦南科技(ライトン・セミコンダクター)は、中国・江蘇省無錫市の4インチのファウンドリー工場で生産能力を15万枚から19万枚に26%増強する他、自動生産ライン増設など今年の設備投資が8億~9億台湾元(約27億~30億円)に上る予定だ。13日付電子時報が報じた。
同社は先日、30%の減資を発表した。株主に1株に付き3元を還元する。設立以来初めての現金減資だ。経営の効率化で資本構造を改善し、1株当たり純利益(EPS)を向上する狙いだ。
同社は近年、経営体質改善のため、競争力のない製品を徐々に縮小し、3C(コンピュータ、通信、家電)、工業、スマートデバイス向けなどにリソースを集中し、パワーマネジメント(電源管理)ソリューションのディスクリート半導体やセンサーICなどに注力している。ミドル~ローエンドのスマートフォン需要の急成長に伴い、同社は新製品、薄型ブリッジダイオードの第2四半期出荷は月1,000万個に倍増し、下半期には月2,000万個を見込む。
業界関係者によると、台湾の半導体産業は今年ミドル~ローエンドのスマートフォン需要の成長に伴い、世界平均を上回る10%以上成長が見込め、同社は10~15%成長と、前年の12%成長を上回る伸びも期待できる。
同社の第1四半期連結売上高は前期比4%増、前年同期比17%増の24億2,000万元。営業利益は1億3,400万元と前年同期の2.27倍で、EPSは0.17元だった。
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