ニュース 金融 作成日:2014年5月14日_記事番号:T00050309
彰化商業銀行に22.5%を出資する金融持ち株会社、台新金融控股の林維俊財務長は13日、業績説明会の席上、政府が彰化銀株の買い戻しを希望した場合、喜んで応じるとし、帳簿上の損失が出ないことが条件になると述べた。14日付経済日報が報じた。
これに対し財政部の呉当傑政務次長は同日、「そういう仮定は全く存在しないのでコメントしない」と述べた
台新金控が保有する彰化銀株の帳簿上の価値は昨年末時点で454億台湾元(約1,500億円)で、2005年の取得から9年で88億元増加した。彰化銀の董事会(定数9人)で、台新金控は5人を占めている。
彰化銀は今年11月20日に定時株主総会を開く。市場では彰化銀の董事会改選が来年6月に延期されるとの観測が出ているが、林財務長は「仮定の問題にはコメントしない」と述べた。また、株主総会までの半年間、引き続き官民融和の原則で財政部と意思疎通を図っていくとした。
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