ニュース 金融 作成日:2014年5月14日_記事番号:T00050310
政府系金融持ち株会社の兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)は、マレーシア銀行業界3位のRHB銀行を買収する方向で検討を進めているもようだ。14日付工商時報が消息筋の話として伝えた。
RHB銀との交渉は投資銀行を介して行われており、取引規模は80億~100億台湾元(約270億〜340億円)が予想されている。RHB銀の筆頭株主はマレーシアの従業員積立基金(EPF)で、同国政府は経営基盤の強化に向け、外資の戦略的投資者受け入れを目指しているとされる。
兆豊金控はまた、RHB銀が取得交渉を進めているインドネシアのバンク・メスティカ・ダルマの株式40%をRHB銀に代わり取得することも選択肢としている。いずれの動きも東南アジアへの事業拡大の一環だ。
兆豊金控はこの他、米ヘッジファンドのファラロン・キャピタル・マネジメントやシンガポールのテマセク・ホールディングスともインドネシアの銀行買収を視野に接触しているもようだ。
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