ニュース 機械 作成日:2014年5月14日_記事番号:T00050317
工作機械の友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)は13日、同業の池貝(本社・茨城県行方市、阿部正社長)を傘下に収めたと発表した。同社は上海電気集団が保有している池貝の株式67%を購入し、筆頭株主となった。投資金額は明らかにしていないが、業界関係者は20億台湾元(約68億円)と予測しており、工作機械業界としては過去最大の対日投資だ。14日付経済日報などが報じた。
これに伴い同日、フェアフレンド、池貝、上海電気が出席する記者会見が行われた。朱志洋フェアフレンド総裁は、今後3社で提携し、世界市場の開拓を行うと説明した。池貝に対しては、台湾の傘下企業で必要な発光ダイオード(LED)検査設備や太陽電池に使われる導電性ペーストのレーザー設備などを今後発注する方針だ。なお、池貝の今年の連結売上高は前年比30%増の50億円に上る見通しだ。
フェアフレンドは世界各国の同業の買収を進めており、現在欧州の2社、日本の1社とも交渉を進めているという。
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