裕隆企業集団の納智捷汽車（ラクスジェン・モーター）の胡開昌総経理は経済日報のインタビューに応じ、今年１〜４月累計の新車販売台数は6,936台と、7,000台に迫ったことを明らかにした。昨年通年の販売実績は7,500台で、今年は４カ月でこれに近い水準まで迫ったことになる。昨年11月に発売したＳＵＶ（スポーツ多目的車）の「Ｕ６ターボ」が１〜４月累計で4,628台と好調で、ホンダのＣＲ−Ｖなどを上回り台湾生産のＳＵＶ市場で首位に立っている。14日付同紙が報じた。
胡総経理は、自動車市場の先行きを好感していると語った。４月に発売した７人乗りの高級ミニバン「LUXGEN Ｍ７ターボ」も期待でき、今年通年の販売台数は年初時点で目標とした１万5,000台を上回り、１万8,000〜２万台も狙えると自信を示した。
胡総経理によると、ラクスジェンは毎月1,500台の販売で黒字になる。現在まで予想を上回る業績が続いており、第２四半期中に供給不足の問題も解消できるため、このペースが続けば今年は通年で黒字を計上できる可能性もある。
