ニュース 電子 作成日:2014年5月14日_記事番号:T00050322
ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が13日発表した第1四半期の純利益は前期比14.8%減、前年同期比5%増の46億7,500万台湾元(約158億円)となり、証券会社の従来予想を上回った。クアンタの保有外貨は主に米ドルで人民元は持っていない。このため人民元安の影響を受けず、為替差益12億2,300万元を計上し同期の利益に貢献した。14日付工商時報が報じた。
第1四半期の連結売上高は2,158億7,000万元で、前期比20.5%減、前年同期比9.3%増となった。
ノートパソコン出荷台数は1,050万台だった。梁次震副董事長は、第2四半期は前期比で1割増えると予測した。ただ今年通年では前年比で横ばいになるとの見方で、以前の5〜10%増予想を下方修正した。第3四半期の受注見通しがそれほど良くないことなどが理由だ。
また、梁副董事長は中国工場の生産分を台湾に移管することを検討していると述べた。中国で人件費がハイペースで上がっており、早ければ1年後には台湾の水準に達するとみている。台湾で十分な人手が確保できる時期を見極める一方、中国では生産設備の自動化を加速する方針だ。
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