ニュース 電子 作成日:2014年5月14日_記事番号:T00050326
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の群創光電(イノラックス)は13日、段行建董事長が記者会見を開き、従業員による低賃金告発に反論した。同時に台湾の従業員1万5,000人を対象に5月分給与から賃上げを実施する考えを表明した。詳細は今月末までに明らかにする。14日付中国時報が伝えた。
段董事長(左)は、従業員の基本給は全て2万2,000元以上で、年内に再び賃上げを行うと語った(13日=中央社)
イノラックスは同社従業員の「梁小花」さんによる告発をきっかけとして、従業員が給与明細をインターネット上に公開するなどしたことから、事態収拾には賃上げ実施しかないと判断したとみられる。
ただ、今回の告発で一部の数字は誤っているとし、月給が1万6,000台湾元(約5万4,000円)しかない従業員がいるとの指摘については否定した。また、告発者の梁小花さんに対する処分もないと強調した。
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