ニュース 政治 作成日:2014年5月15日_記事番号:T00050332
中国とベトナムが南シナ海で領有権をめぐる対立をエスカレートさせる中、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は14日までに、「中国は官民さまざまなルートを通じ、両岸(中台)は南シナ海問題で協力すべきだと提案している。台湾の関係方面からの回答を得たい」と述べた。15日付中国時報が伝えた。
これに関連し、台湾の行政院大陸委員会(陸委会)は、馬英九総統が提唱する「東海(東シナ海)平和イニシアチブ」の原則には南シナ海も含まれるとしたものの、「基本的な概念は、国家主権は分割できないが天然資源は共有が可能だとするものだ。主権の部分で中国と協力することはできない」との認識を示した。
野党民進党は14日、ベトナムでの反中デモに関連し、外交的手段で進出台湾企業関係者の安全を守るよう求めるとともに、馬政権が中国による南シナ海で挑発的行為を非難する立場表明を速やかに行い、台湾が南シナ海問題で中国と協力するという誤解を国際的に与えないようにすべきだと主張した。
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