ニュース 運輸 作成日:2014年5月15日_記事番号:T00050337
東日本旅客鉄道(JR東日本)と台湾観光協会は、鉄道を利用した観光分野での観光客誘致で連携強化を図る。15日付工商時報が報じた。
日台の鉄道観光分野での提携に関する中華民国工商協進会(CNAIC)主催のフォーラムが13日、JR東日本の清野智会長を招いて開かれた。
席上、頼瑟珍・観光協会会長は、日本では見ることができない古い蒸気機関車などを利用したプロジェクトを立ち上げて、日本に260万人以上いるとされる鉄道ファンを台湾に呼び込みたいとの考えを示した。また、料理人がオープンキッチンで料理するJR東日本のレストラン列車「東北エモーション」や、足湯につかれる山形新幹線の「とれいゆ」といった魅力あるテーマ列車や、物流など鉄道的で行っているサービスは台湾にとって参考になると述べた。
頼会長の提案に対し清野会長は、日本を訪れる外国人観光客1,000万人のうち、200万人は台湾人だと指摘。訪日台湾人は人口の10%に上るが、訪台日本人は1%しかおらず、提携の余地は大いにあると応じた。
この他、交通部台湾鉄路管理局(台鉄)の周永暉局長からは、東京駅と新竹駅を姉妹駅としたいとの考えも示された。
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