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亜太電信、董事長に東元電機の邱純枝氏


ニュース 電子 作成日:2008年1月16日_記事番号:T00005034

亜太電信、董事長に東元電機の邱純枝氏

 
 亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)の経営主導権争いで、大株主の交通部との関係悪化を理由に辞任した頼春田前董事長の後任に政府系株主が推す東元電機(TECO)の邱純枝総経理が正式に決まった。16日付工商時報が伝えた。

 新董事長人事をめぐっては、多数派の政府系株主が邱純枝氏を後任に選出したのに対し、頼前董事長を支持してきた民間株主が黄千明氏を董事長代理に立て、真っ向から対立していた。しかし、経済部商業司が15日に邱純枝氏を後任とする人事を承認したことで、双方の争いは決着した。

 商業司は取締役会で邱純枝氏が会社法が定める常任取締役の3分の2の出席を得て新董事長に選ばれた以上、決議は有効との立場を示した。政府系株主は、董事長の印鑑が民間株主側にあるため、登録印鑑を変更する形で董事長の変更登記を行った。