ニュース その他製造 作成日:2014年5月15日_記事番号:T00050340
大手自転車メーカー、巨大機械工業(ジャイアントMFG)は自転車用チェーン製造世界最大手の桂盟企業(KMC)に出資すると発表した。桂盟企業の第3者割当増資に応じる形で、新たに発行される普通株400万株のうち150万株を1億5,000万台湾元(約5億円)で取得する。持ち株比率は約1.5%となる。資本提携によりジャイアントはチェーンの安定した調達が、桂盟企業はジャイアントからの長期の受注がそれぞれ見込める。15日付中国時報が報じた。
ジャイアントの広報担当は、桂盟企業との提携関係は30年以上にわたると述べ、今回の出資で桂盟企業の経営資源を拡大し、競争力をさらに強化できるとメリットを説明した。
桂盟企業はもともと自転車大手からの出資受け入れを考えており、ジャイアントの出資意向表明は想定内だ。なお、残りの250万株は同じく主要顧客の美利達工業(メリダ)や日本の自転車用変速機メーカー、シマノが引き受けるとされる。
桂盟企業は自転車用チェーンの受託生産とアフターサービスの売上構成比は7対3。台湾とベトナムに各1カ所の工場を設け、月産能力はそれぞれ約100万本だ。
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