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台湾の液晶テレビ販売、月10万台に急降下


ニュース 家電 作成日:2014年5月15日_記事番号:T00050343

台湾の液晶テレビ販売、月10万台に急降下

 台湾の液晶テレビ販売台数が春節(旧正月)後、単月で10万台以下に落ち込んでいる。春節前は、新規購入や買い替え需要に支えられたことに加え、各社が販売促進に注力したため、同15万~20万台だった。業界関係者は昨年通年の販売台数は140万台と前年比8~10%増だったが、市場浸透率が高まった今年は成長が見込めず、横ばいとの見通しを示した。15日付電子時報が報じた。

 また、台湾液晶テレビ市場は飽和状態で、薄利に加え、製品サイクルが平均6~8カ月と急激に短縮しており、新製品販売の宣伝活動などを難しくしている。

 なお、ブランド別販売ランキングでは、ここ数年地場ブランドのCHIMEI(チーメイ)や声宝(サンポ)が、多様な新製品投入で単月の販売台数を平均1万台前後と安定させ、1、2位を維持している。一方、ソニー、LGエレクトロニクス、サムスン電子は、販売台数では地場ブランドにかなわないものの、販売額では上位を占めている。