ニュース 電子 作成日:2014年5月15日_記事番号:T00050346
鴻海科技集団(フォックスコン)の国碁電子(アンビット・マイクロシズテムズ)が第4世代移動通信(4G)サービス進出に当たり、中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)製の基地局調達を計画していることについて、国家通信伝播委員会(NCC)は14日、審査の期間を2カ月延長すると明かした。審査結果発表は最も遅ければ7月12日にずれ込み、中華電信など通信キャリア大手3社の4Gサービスが始まっている可能性がある。15日付経済日報などが報じた。
NCCは、審査期間の2カ月で完了できない場合、規定に従い2カ月間延長できると指摘。アンビットの中国製設備の使用は国家安全に関する当局との協議がまだ続いているため、9日付で同社に延長を通知したと説明した。
郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海董事長は8日、NCCに対し1週間以内の回答を迫っていた。
アンビットはノキアソリューションズ&ネットワークス(NSN)から53億4,500万台湾元(約180億円)で4G基地局など設備を調達すると表明していたが、NCCの認可が下りるまで輸入できず、基地局を1基も設置できない。来年上半期のサービス開始を計画しているものの、新規参入のため他のインフラ整備なども全て1から行う必要がある。
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