ニュース 電子 作成日:2014年5月15日_記事番号:T00050347
15日付工商時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の携帯電話受託生産大手、富智康集団(FIHモバイル)が、モトローラ・モビリティが新興国市場のフィーチャーフォン(従来型携帯電話)ユーザー層をターゲットに発表したスマートフォン入門機種、「Moto E」の大口受注を獲得した。
「Moto E」は、OS(基本ソフト)がグーグルのアンドロイド4.4で、クアルコムの1.2ギガヘルツ(GHz)デュアルコアプロセッサー「スナップドラゴン200」を搭載。4.3インチQHDディスプレイで、背面側に500万画素のカメラを搭載している。第4世代移動通信規格(4G)LTEには非対応だが、スペックを下げて価格を129米ドルに抑えた。
一方、長年モトローラの受託生産を請け負ってきた華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)は今年、同社の受注を全てFIHに奪われることとなった。ソニーモバイルからの受注でも、中価格帯の「エクスペリアM2」は仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が獲得しており、同社は低価格機種「エクスペリアE1」が主力となる見通しだ。
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