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台湾タッチパネル業界、新製品向け需要で出荷増


ニュース 電子 作成日:2014年5月15日_記事番号:T00050349

台湾タッチパネル業界、新製品向け需要で出荷増

 ソニーモバイルコミュニケーションズやノキアの携帯電話事業を買収したマイクロソフト(MS)、聯想集団(レノボ)、華碩電脳(ASUS)といったブランドの新製品向け調達などにより、介面光電(Jタッチ)、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)といった台湾のタッチパネルメーカーは第2四半期の出荷量が増加する見通しとなっている。15日付電子時報が報じた。

 Jタッチは、4月に発売され、人気となっているASUSの低価格スマートフォン「ZenFone」向けの受注を獲得している他、タブレット型パソコンでも中国、台湾、日本、欧州ブランドから幅広く受注しているため、第2四半期は出荷が大幅に上向くと予測されている。

 一方、洋華光電は最近スマートフォン市場で伸び悩みを見せているサムスン電子を主要顧客とするため、大きな成長は期待できないが、宏達国際電子(HTC)、MS、中国の新興スマートフォンブランド、北京小米科技からの受注増が期待できるため、前期比では出荷成長が見込めそうだ。