ニュース 電子 作成日:2014年5月15日_記事番号:T00050353
台湾積体電路製造(TSMC)で研究開発(R&D)の責任者を務め、その後韓国サムスン電子のファウンドリー事業・研究開発担当副社長に就任した梁孟松氏に対し、智慧財産法院(知的財産裁判所)はこのほど、梁氏のサムスンへの転職禁止を求めた部分についてもTSMCの主張を認める原告全面勝訴の二審判決を言い渡した。15日付工商時報が伝えた。
梁氏は一審で既にTSMC在籍中に関わった製品、製造プロセス、顧客などに関する企業秘密、同社R&D部門の従業員に関する情報をサムスン側に提供してはならないとの判決を受けており、その部分についても二審は原判決を維持した。
TSMCは梁氏について、2015年末まで転職やその他の形でサムスンに役務を提供することを禁止するよう求めていたが、一審では主張が認められなかった。
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