ニュース 電子 作成日:2014年5月15日_記事番号:T00050355
台湾のIC設計大手、聯発科技(メディアテック)の8コア(オクタコア)プロセッサーの今年通年出荷が5,000万セットに上るとの予測が大和証券アジア太平洋地域科学技術産業研究部の陳慧明主管より示された。中国の第4世代移動通信(4G)市場の盛り上がりを受け、スマートフォン向け低価格プロセッサー「MT6592M」などがけん引すると指摘した。15日付工商時報などが報じた。
陳主管は8コア製品の第1四半期出荷は約600万セットだったが、今月は550万セット、上半期は2,100万セットに上ると予測。下半期にはMT6592Mの価格が15~20米ドルまで引き下げられる他、64ビット対応のLTEスマートフォン向けプロセッサー「MT6752」が量産に入るため、2,900万セットへと拡大が見込めると述べた。
一方、同社の8コア製品の売上高構成比は上半期の23%から下半期は40%まで上昇する見通しから、通年の粗利益率は当初予測の46%から49%へと上方修正した。
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