ニュース 金融 作成日:2014年5月16日_記事番号:T00050365
大手金融持ち株会社、富邦金融控股は15日、3月末時点の総資産額が前年同期比18%増の5兆145億台湾元(約17兆円)となり、5兆元を突破したと発表した。国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)に次ぐ2位を維持した。昨年末に上海市を中心に展開する台湾系銀行、華一銀行(ファースト・シノ・バンク)を買収したことが奏功した。16日付経済日報などが報じた。
華一銀は既に社名を「富邦華一銀行」に変更。今後はデビットカード発行、上海での支行(支店)増設を計画している。
同日発表した富邦金控の第1四半期純利益は138億6,600万元で、前年同期比37%増の大幅成長を遂げた。このうち、台北富邦銀行は58億5,800万元、富邦人寿が57億9,400万元でそれぞれ全体の42%を占めた。台北富邦銀は、赤字続きだった運動彩券(スポーツくじ)の発行業務が昨年末で終了したことや、主な収入源の利回り、手数料収入、金融マーケティング業務が全て安定成長したことが全体をけん引した。
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