ニュース 金融 作成日:2014年5月16日_記事番号:T00050368
中央銀行(中銀)の15日発表によると、4月末時点の外国為替取扱指定銀行(DBU)およびオフショア銀行部門(OBU)における人民元建て預金残高は2,875億3,700万人民元(約4兆6,800億円)に増加したものの、前月比伸び率は7.1%と昨年2月の開放以来で最低の伸び幅にとどまった。中央銀行外匯局の顔輝煌副局長は「人民元相場が下落した影響で個人や企業が人民元資産の保有に対し模様眺め姿勢を強めたため」と指摘した。16日付経済日報が報じた。
ただ、3月末時点と比べた預金残高の増加額自体は191億4,500万人民元に上っており、証券会社は5月末にも3,000億人民元を突破すると予測している。
人民元預金業務の残高は解禁以来、有利な金利設定となったことから台湾元預金からの切り替えが進み、急速に成長。人民元オフショアセンター化を目指す4大市場のうち、台湾の資金プール規模はシンガポールを抜き、香港に次ぐ地位につけている。
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