ニュース 電子 作成日:2014年5月16日_記事番号:T00050380
16日付工商時報によると、米プロセッサー大手のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は今後、20ナノメートル製造プロセスを採用した画像処理半導体(GPU)の生産を全てグローバルファウンドリーズ(GF)に委託するとの市場観測が出ている一方で、ミドル〜ハイエンド製品は台湾積体電路製造(TSMC)が受注するとの情報も伝えられており、両社の受注争奪戦が激化しているようだ。
海外サイトの情報によると、TSMCの28ナノプロセスが生産能力不足となり、20ナノプロセスもほぼアップルに抑えられている現状の中、AMDは今年下半期以降の2年間に発売する28ナノプロセス採用「ボルカニック・アイランズ」シリーズの▽アイスランド▽トンガ▽マウイ──の他、20ナノ採用の「パイレート・アイランズ」シリーズの▽トレジャーアイランド▽フィジー▽バミューダ──のGPU生産を全てGFに委託すると伝えられている。
しかし他のサイトでは、GFが受注するのはロー〜ミドルエンド製品のみでミドル〜ハイエンド製品はTSMCが手掛け、うちトレジャーアイランド、フィジー、バミューダの生産は来年下半期に量産を開始すると報じられている。
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