ニュース 金融 作成日:2014年5月19日_記事番号:T00050400
鉄鋼大手、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)は近く、高雄市鼓山区でのホテルと商業施設の建設に向け、総額146億台湾元(約490億円)の協調融資(シンジケートローン)を獲得する見通しになった。今回の協調融資は台湾土地銀行と第一商業銀行がそれぞれ別個に70億元余りの協調融資を率いる。19日付工商時報が伝えた。
このうち、土地銀は義大華悦酒店(E−DAロイヤル・スカイラーク・ホテル)の建設に向けた協調融資の幹事行となる。また、第一銀は大型商業施設の建設に向けた協調融資の幹事行を務める。2件の開発計画は敷地面積が合計5,000坪を超える。
銀行団に提出した計画書によると、32階建てのビルを建設し1~7階がショッピングセンター、8~32階が800室の高級ホテルとなる。早ければ2016年6月に完工予定だ。
銀行業界によると、現在の土地建築融資(土建融)の金利水準からみて、金利は年2.5%以上が見込まれるとした。銀行業界は高雄市の観光業や不動産相場がさらに上向くと期待しており、今回の協調融資にも参入意欲が強いという。
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