ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月19日_記事番号:T00050401
中華民国旅行業品質保障協会(品保協会、TQAA)が16日発表した7~9月の海外旅行ツアーの参考料金によると、日本行きは前年同期比4,000~5,000台湾元(約1万3,500~1万7,000円)上昇と、カナダの1万5,000元に次いで上昇幅が大きく、過去5年で最大の伸びだった。17日付蘋果日報などが報じた。
台湾では日本行きツアーがもともと人気な上、日台間の航空自由化(オープンスカイ)協定で就航都市や発着便数が大幅に増加したことで、旅行者数が急増した。ホテル、観光バスが不足するほどで、ツアー料金が上昇したとみられる。山富国際旅行社によると、7月から観光バス料金は前年比8万円値上がりするという。
参考料金は、北海道5日間ツアーは4万900~4万5,900元、東京5日間は3万8,900~4万1,900元。カナダ行きツアー10日間は7万5,900~11万3,900元で過去最高だ。
一方、東南アジア行きは航空運賃が前年より値下がりし、参考料金は0~5%下落した。南シナ海の領有権をめぐり中国と対立、騒乱が続くベトナム行きの料金が下がるかについて鴻毅旅行社は、見通しが不透明で予測困難との見方を示した。交通部観光局の統計によると、5月末までに出発のツアー16団体、370人が予約を取り消しており、同社は今後も騒乱が続けば旅行者数は2~3割減ると予想している。
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