ニュース 電子 作成日:2014年5月19日_記事番号:T00050407
中堅通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)が先ごろ董事会で決議した、第三者割当増資を実施して戦略的投資者を株主に迎える計画について、鴻海科技集団(フォックスコン)がソフトバンクと共同で引き受けを検討しているとの観測が出ている。19日付経済日報が報じた。
ただ市場関係者は、亜太電信が鴻海とソフトバンク両社の出資を受け入れた場合、株主やブランドの構成が複雑になる上、出資比率は20%にとどまるため経営主導権は握れないと指摘。さらに亜太電信および鴻海系の国碁電子(アンビット・マイクロシズテムズ)ともに第4世代移動通信規格(4G)サービスの事業資格を獲得しているため、将来的なサービス戦略にも問題が生じるという。
なお鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)総裁はこれまで、ソフトバンクとの協力について「亜太電信との提携が実現してからの話だ」と直接否定していないが、鴻海グループ広報部は「聞いたことがない」とコメントしている。
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