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永豊銀、上海自貿区向け初の人民元融資 


ニュース 金融 作成日:2014年5月20日_記事番号:T00050418

永豊銀、上海自貿区向け初の人民元融資 

 永豊商業銀行(バンク・シノパック)は19日、同行香港支店がこのほど、中国の中国工商銀行(ICBC)と共同で、上海自由貿易試験区(上海自貿区)向けの初の人民元建て融資を実施したと発表した。20日付経済日報が伝えた。

 融資先は中国製薬大手、国薬集団傘下の国薬控股分銷中心。今後もリスク管理を工商銀を通じて行う形で、提携を拡大し、人民元融資の顧客を増やしたい構えだ。

 永豊銀は今後、台湾企業、中国企業向けの融資に注力する方針で、将来的に人民元建て融資が米ドル建て融資を上回るとの見通しを示した。

 永豊金融控股(シノパック・フィナンシャル・ホールディングス)の蕭子昂総経理は、今年は人民元業務の発展に重点を置くとし、人民元相場は短期的には下落するが、中長期的には上昇が見込めるとした。