ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月20日_記事番号:T00050421
ドラッグストアチェーン大手、屈臣氏(ワトソンズ)と康是美(コスメッド)がプライベートブランド(PB)商品の充実を図っている。20日付工商時報が報じた。
ワトソンズは、PB商品を現在の700品目から今後3年で1,000品目まで増やし、売上構成比を10%に高める計画だ。同社は1987年の台湾進出以来、PB商品の業績が年々成長しており、2012年は売上構成比5.6%、今年は同7.1%の見通しだ。
同社は、欧米のPB商品市場シェア平均40%に対し、アジアは平均5%にすぎず、商機が見込めると指摘した。ニールセンの調査によると、台湾の消費者は品質の高いPB商品を選ぶとの回答が41%に上り、さまざまなPB商品を試したいとの回答も33%と前年の27%から増えた。台湾PB商品市場は安定した成長が続く見通しだ。
一方、コスメッドは04年に8種11品目でPB商品に参入。今や300品目以上を取り扱い売上構成比は10%だ。同社はこのほど、コスメ用品ブランド「Ms.COSMED」を創設し、ファンデーションブラシなど13種類を発売した。手頃な価格で消費者に好評で、PB小物に2割以上の業績成長をもたらす予測だ。同社によると、コスメ用品の販売は3年連続で10%以上成長しており、主な購入層は25~29歳の若い女性だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722