ニュース 建設 作成日:2014年5月20日_記事番号:T00050422
財政部財政資訊中心の統計によると、2013年度に房屋税(家屋の固定資産税)の課税対象となった台北市の住宅戸数は106万8,000戸で、このうち女性が保有者の物件は54万4,000戸で、男性の52万4,000戸より2万戸多いことが分かった。女性の保有割合が男性を上回ったのは台湾全土で台北市のみだ。20日付経済日報が報じた。
台湾全土の課税対象の住宅952万7,000戸のうち、保有者が男性の物件は535万7,000戸、女性は417万戸で、割合は男性56%、女性44%と男性が女性を引き離している。ただ、台北市では男性49%、女性51%だった。
その他の県市では男性の保有割合が高い順に、▽台南市、男性60%(45万1,000戸)・女性40%(30万5,000戸)▽高雄市、男性55%(60万8,000戸)・女性45%(49万8,000戸)▽台中市、男性54%(60万6,000戸)・女性46%(51万5,000戸)▽桃園県、男性53%(49万8,000戸)・女性47%(41万5,000戸)▽新北市、男性50%(88万8,000戸)・女性50%(87万1,000戸)──。男性の保有割合は南部ほど高く、雲林県や嘉義県など農業県では7割を超えた。
不動産仲介大手、信義房屋の曽敬徳・企画研究室プロジェクトマネジャーは、台北市で女性の保有割合が高い理由について、都市化の進んだ地域ほど女性の自立意識が強く、住宅購入が増えると指摘。この他、住宅ローンをより良い条件で契約するために、男性が女性名義で住宅を購入するケースもあるという。
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