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投資型保険商品、新規契約の62%


ニュース 金融 作成日:2008年1月17日_記事番号:T00005043

投資型保険商品、新規契約の62%


 生保業界団体の中華民国人寿保険商業同業公会(寿険公会)がまとめた統計によると、昨年の新規契約保険料収入は7,519億台湾元(約2兆5,000億円)で、前年比43%の伸びを示した。このうち、投資型保険商品は4,560億元で新規契約の62%を占め、投資型商品が契約の伸びをけん引したことが分かった。17日付工商時報が伝えた。

 06年は低金利と株式市場の不透明感で新規契約が減少したが、昨年は下半期に株式市場やエネルギーファンド、新興市場ファンドが値上がりし、投資型保険商品に資金が流入したことなどを追い風に新規契約が大幅な増加に転じた。

 新規契約保険料収入を会社別に見ると、1位は国泰人寿(1,728億元)で前年比60%増だった。同社の投資型保険商品の新規契約保険料収入は1,050億元で、新規契約全体に占める比率は業界トップの61%だった。

 2位は新光人寿(988億元)、3位は富邦人寿(817億元)、4位はアリアンツ(699億元)、5位が南山人寿(478億元)で、軒並み投資型商品が好調だった。