ニュース 機械 作成日:2014年5月20日_記事番号:T00050430
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は19日、清華大学との提携で、台湾初となる精密機械産業聯合研究開発(R&D)センターを設立した。卓永財董事長は、今後10年で2億台湾元(約6億7,000万円)以上を投じ、精密機械のハイエンド研究開発人材を育成すると述べた。20日付経済日報が報じた。
卓董事長は、清華大学と提携の研究開発センターではハイウィンの審査を通った博士課程の大学院生に月6万元の奨学金が4年間支給され、卒業後はハイウィンで研究開発のエンジニアに就き、年収150万元以上を得られると説明した。産学提携で台湾の企業が提供する奨学金の最高額だ。
卓董事長は清華大学の学生に対し、同社は月給2万2,000元や3万元なんてことはなく、大卒で4万2,000元からだと呼び掛けた。同社の今年の求人計画は1,000~1,500人に上る。
同センターは同社にとってモスクワ、台湾大学に続く3カ所目のR&Dセンターだ。続いて年内にリトアニアに設立する予定だ。
卓董事長は、同社は医療、バイオテクノロジー、ロボットなど新製品の研究開発で次々と結果を出しており、今後3年以内に伝動制御システム部品で世界首位に立つと宣言した。ハイウィンは2年前に日本精工(NSK)を抜いて2位になり、首位のTHKを追い掛けている。THKの年産額は500億~550億元。
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