ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

小米の4Kテレビ、ウィストロンとペガトロン受注か


ニュース 家電 作成日:2014年5月20日_記事番号:T00050431

小米の4Kテレビ、ウィストロンとペガトロン受注か

 20日付蘋果日報によると、中国の新興スマートフォンメーカー、小米科技(小米、シャオミ)が先週発表した49インチの高解像度4K2K液晶テレビ「小米電視2」の生産を、台湾の緯創資通(ウィストロン)と和碩聯合科技(ペガトロン)がそれぞれ約60万台ずつ受注したようだ。

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの劉陳宏協理は、「小米電視2」はLGディスプレイ(LGD)および中国・深圳市華星光電技術(CSOT)の液晶パネルを採用しており、世界大手ブランド製品と同クラスと指摘。小米の今年のテレビ出荷台数は150万〜200万台に達すると予測した。

 その他のテレビ受託生産メーカーでは、中国の動画サイト「楽視網(LeTV)」が発売するテレビのうち鴻海精密工業が60〜70インチを、冠捷科技(TPVテクノロジー)が40〜50インチを受託生産するとみられる。

 劉協理は、台湾のテレビ受託生産メーカーでは日本ブランド向け出荷の減少が続く中、中国の新興ブランドからの受注で補っていると指摘。台湾のテレビ受託生産台数は今年通年で3,700万〜3,800万と前年比4〜6%増えると予測した。