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金宝の4月売上高、過去2番目に


ニュース 家電 作成日:2014年5月20日_記事番号:T00050433

金宝の4月売上高、過去2番目に

 金仁宝集団傘下の金宝電子工業(キンポ・エレクトロニクス)が19日発表した4月売上高は50億1,900万台湾元(約170億円)と過去2番目に高い数字となった。3D(3次元)プリンターとネットワーク機器の旺盛な需要が貢献した。沈軾栄総経理は、現在同社の生産ラインはフル稼働状態で、受注見通しは第3四半期まで立っていると説明。今後は毎月50億元以上の売上高を目指すと意気込みを語った。20日付経済日報などが報じた。


金宝の沈総経理。証券会社は、同社は今年通年で2割以上の増収になると予測している(19日=中央社)

 3Dプリンター事業の近況について沈総経理は、出荷台数は毎月約3,000台に達していると明かした。6月3〜7日開催の台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)で新製品2種を展示し、第4四半期に発売する計画だ。年内に新製品を4〜5種投入し、今年は従来の出荷目標10万台を達成して世界シェア首位を狙う。

 沈総経理はまた、フィリピンに新設する工場について、9月に出荷を始め、来年から量産が開始できると述べた。同工場の敷地面積は14万平方メートルで、主にコンシューマー向け電子製品を生産する。